ワックスがけにはオススメの日がある
フローリングのワックスがけは、いつでもいいのではなく、「ワックスがけ日和がある」と尾崎さんは語ります。
「ワックスは、かけるだけでなくしっかり乾かすことが大切なので、適したお天気はズバリ“晴れた日”です。
雨の日、曇りの日、湿度の高い日は、できるだけ避けてください。特に気温が5℃以下の日は、ワックスが十分に乾かず密着不良を起こす場合があるので避けるか、暖房で室内を十分に温めてから塗りましょう。
また、風の強い日も、ホコリが飛んできてワックスに付着し、そのまま固まってしまうことがあるので、避けたほうが賢明です」(尾崎さん)
風のないよく晴れた日の昼間、が「ワックスがけ日和」ということになります。
「ワックスは、かけるだけでなくしっかり乾かすことが大切なので、適したお天気はズバリ“晴れた日”です。
雨の日、曇りの日、湿度の高い日は、できるだけ避けてください。特に気温が5℃以下の日は、ワックスが十分に乾かず密着不良を起こす場合があるので避けるか、暖房で室内を十分に温めてから塗りましょう。
また、風の強い日も、ホコリが飛んできてワックスに付着し、そのまま固まってしまうことがあるので、避けたほうが賢明です」(尾崎さん)
風のないよく晴れた日の昼間、が「ワックスがけ日和」ということになります。
なぜ木の床にワックスが効果的なのか
木材の床はお掃除がラクだという印象がありますが、掃除機をかけただけではどんどん黒ずんでいき、やがてくすみが取れなくなってしまいます。どうしてそうなるのでしょうか。
「フローリングの表面は、とてもキズができやすいのです。物を落としたとき、家具を動かしたとき、ペットに引っかかれたとき、スリッパでこすったときなどに、小さな凹凸ができています。この中に汚れが入り込むので、雑巾がけやモップがけをしても、完全に汚れを落とすことができません。
ワックスをかけると、こうした目に見えないキズが塞がります。床材を保護して表面を滑らかにしてくれるので、ツヤが出てお部屋が明るくなるのです。そのうえ汚れが床材に直接付かなくなり、ワックス上の汚れが掃除機やモップで簡単に除去できるようになります」(尾崎さん)
「フローリングの表面は、とてもキズができやすいのです。物を落としたとき、家具を動かしたとき、ペットに引っかかれたとき、スリッパでこすったときなどに、小さな凹凸ができています。この中に汚れが入り込むので、雑巾がけやモップがけをしても、完全に汚れを落とすことができません。
ワックスをかけると、こうした目に見えないキズが塞がります。床材を保護して表面を滑らかにしてくれるので、ツヤが出てお部屋が明るくなるのです。そのうえ汚れが床材に直接付かなくなり、ワックス上の汚れが掃除機やモップで簡単に除去できるようになります」(尾崎さん)
ワックスのかけ方は?
それでは実際にワックスのかけ方を教えてもらいましょう。
【用意するもの】
マスキングテープ/フロアワイパー/布雑巾またはマイクロファイバークロス/床材に適したワックス
【下準備】
動かせる家具類は移動させて、床をなるべく広く空けます。
フローリングの木目に沿って掃除機をかけます。ホコリが多い場合はいきなり掃除機をかけると舞い上がってしまうので、フロアワイパーで一か所に集めてから掃除機で吸い取ってください。
フロアワイパーに水で濡らして固く絞った雑巾を装着し、木目に沿って水拭きします。その後、乾いた雑巾に取り換えて乾拭きしたら、下準備は完了です。
【ワックスのかけ方】
(1)マスキングテープを貼る
「壁の下の巾木や動かせない家具など、ワックスが付いては困る場所にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープは、ワックスが完全に乾くまではがしてはいけません」(尾崎さん)
(2)ワックスがけは奥から手前へ
「出入り口からいちばん遠い、部屋の奥からワックスをかけます。
木目に沿って部屋の反対の壁までかけたら、コの字状に折り返し、まんべんなくかけて出入口から部屋を出ます」(尾崎さん)
(3)乾燥するのをじっと待つ
「かけ終わったら、しっかり乾燥するまで待ちます」(尾崎さん)
(4)仕上げに二度塗りする
「乾燥したら、もう一回同じようにワックスをかけます。二度目が乾燥したら完成です。マスキングテープをはがし、家具などを元に戻してください」(尾崎さん)
いかがですか? 尾崎さんによると、3ヵ月を目安にワックスがけをしておくと、フローリングの輝きが維持できるそうです。
「下準備段階で床の汚れを落とせなかったり、すでに何度も塗り重ねたワックスがくすんでいたりしたら、思い切ってプロにリセットしてもらいましょう」(尾崎さん)
ピカピカのフローリングで、気持ちよく明るい新年を迎えたいものです。
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【用意するもの】
マスキングテープ/フロアワイパー/布雑巾またはマイクロファイバークロス/床材に適したワックス
【下準備】
動かせる家具類は移動させて、床をなるべく広く空けます。
フローリングの木目に沿って掃除機をかけます。ホコリが多い場合はいきなり掃除機をかけると舞い上がってしまうので、フロアワイパーで一か所に集めてから掃除機で吸い取ってください。
フロアワイパーに水で濡らして固く絞った雑巾を装着し、木目に沿って水拭きします。その後、乾いた雑巾に取り換えて乾拭きしたら、下準備は完了です。
【ワックスのかけ方】
(1)マスキングテープを貼る
「壁の下の巾木や動かせない家具など、ワックスが付いては困る場所にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープは、ワックスが完全に乾くまではがしてはいけません」(尾崎さん)
(2)ワックスがけは奥から手前へ
「出入り口からいちばん遠い、部屋の奥からワックスをかけます。
木目に沿って部屋の反対の壁までかけたら、コの字状に折り返し、まんべんなくかけて出入口から部屋を出ます」(尾崎さん)
(3)乾燥するのをじっと待つ
「かけ終わったら、しっかり乾燥するまで待ちます」(尾崎さん)
(4)仕上げに二度塗りする
「乾燥したら、もう一回同じようにワックスをかけます。二度目が乾燥したら完成です。マスキングテープをはがし、家具などを元に戻してください」(尾崎さん)
いかがですか? 尾崎さんによると、3ヵ月を目安にワックスがけをしておくと、フローリングの輝きが維持できるそうです。
「下準備段階で床の汚れを落とせなかったり、すでに何度も塗り重ねたワックスがくすんでいたりしたら、思い切ってプロにリセットしてもらいましょう」(尾崎さん)
ピカピカのフローリングで、気持ちよく明るい新年を迎えたいものです。
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参考資料など
取材協力:おそうじ本舗 技術アドバイザー・尾崎真氏