国内:朝鮮半島南部でM5.1 地震の少ない領域
14日(火)17時19分頃、朝鮮半島南部を震源とするマグニチュード5.1、深さ35kmと推定される地震が発生しました。この地震により長崎県五島市で震度1の揺れを観測しています。
気象庁の地震情報で用いる震央地名で「朝鮮半島南部」は朝鮮半島の陸域に加え、チェジュ島周辺の海域まで含んでいて、今回の地震はチェジュ島の南の沖が震央です。
チェジュ島周辺の海域を震源とする地震は非常に少なく、日本国内で震度1以上の有感地震となったのは、今回の震源の少し北で発生した1920年の地震(マグニチュードは不明)と、チェジュ島の東の沖で発生した1969年の地震(マグニチュード5.0)があるだけです。
地震の発生後に周辺で活動が活発になる兆候などは見られていません。
気象庁の地震情報で用いる震央地名で「朝鮮半島南部」は朝鮮半島の陸域に加え、チェジュ島周辺の海域まで含んでいて、今回の地震はチェジュ島の南の沖が震央です。
チェジュ島周辺の海域を震源とする地震は非常に少なく、日本国内で震度1以上の有感地震となったのは、今回の震源の少し北で発生した1920年の地震(マグニチュードは不明)と、チェジュ島の東の沖で発生した1969年の地震(マグニチュード5.0)があるだけです。
地震の発生後に周辺で活動が活発になる兆候などは見られていません。
世界:インドネシア近海でM7.3 津波の被害はなし
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震はインドネシア近海発生したマグニチュード7.3です。
日本時間の14日(火)昼頃にインドネシア・スラウェシ島の南に広がるフローレス海を震源とするマグニチュード7.3、深さ16kmと推定される地震が発生しました。震源が浅く規模が大きかったため津波の発生が懸念されましたが、メカニズムが横ずれ型だったこともあり、影響はありませんでした。
今回の震源はオーストラリアプレートとユーラシアプレートの境界の少し北側で、マグニチュード7以上の大きな地震が時々発生しています。ただ、大きな地震はプレートが沈み込んだ深い所で発生する深発地震が多く、1996年にはマグニチュード7.9が起きました。浅い震源でマグニチュード7以上の地震に限定すると、1927年まで遡ります。
日本時間の14日(火)昼頃にインドネシア・スラウェシ島の南に広がるフローレス海を震源とするマグニチュード7.3、深さ16kmと推定される地震が発生しました。震源が浅く規模が大きかったため津波の発生が懸念されましたが、メカニズムが横ずれ型だったこともあり、影響はありませんでした。
今回の震源はオーストラリアプレートとユーラシアプレートの境界の少し北側で、マグニチュード7以上の大きな地震が時々発生しています。ただ、大きな地震はプレートが沈み込んだ深い所で発生する深発地震が多く、1996年にはマグニチュード7.9が起きました。浅い震源でマグニチュード7以上の地震に限定すると、1927年まで遡ります。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。