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青空を優雅に漂う熱気球 栃木市・渡良瀬バルーンレース2021

2021/12/19 09:26 ウェザーニュース

栃木県栃木市の藤岡渡良瀬運動公園では17日(金)から「栃木市・渡良瀬バルーンレース2021」が開催されています。3日間の日程で今日19日(日)は最終日。

昨日は強風のため競技が中止されましたが、今日は強風も収まり絶好のバルーン日和になりました。

風の流れを読む高度な技術

会場からは日の出とともに優雅に青空に飛び立つカラフルな熱気球の報告が到着しました。

熱気球は「暖かい空気は冷たい空気より軽い」という原理を利用して、「球皮」と呼ばれる大きな風船にバーナーで暖かい空気を送り込み空中に浮かびます。
バーナーで球皮内の温度を変えて上昇または下降させます。水平方向を操る操縦桿のようなものはなく、自然の風の向きと速さで水平方向に移動します。

高さによって異なる風を利用して、どれだけゴール(ターゲット)に近づけるかを競います。ゴールに向かう風を一早く見つけて高度を適度に調整することが競技のポイントです。

冬晴れでバルーン日和に

関東の天気と気温  19日(日)
今日の栃木市周辺は穏やかな冬晴れです。地上の風は比較的弱いものの、上空では西寄りの風が時々強く吹く見込みです。

地上から見ると優雅に浮かんでいるように見えますが、自然の機微を読む非常に奥の深い競技ですね。
» 時間毎の気温を確認

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
なでしこさん