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台風22号(ライ) 南シナ海で再発達 フィリピンで被害大

2021/12/18 11:06 ウェザーニュース

12月18日(土)9時現在、非常に強い勢力の台風22号(ライ)は南シナ海を西に進んでいます。

太平洋で猛烈な勢力に発達したあと、フィリピンを通過して勢力を落としましたが、再び南シナ海で発達して勢力を強めています。

▼台風22号 12月18日(土)9時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
>> 最新の台風情報

一時は猛烈な勢力にまで発達

台風の強さ階級は、
 (表現なし)<強い<非常に強い<猛烈な
の4段階で表現されます。

台風22号は太平洋上で急発達し、一時「猛烈な」勢力に発達しました。その後、フィリピンを通過しながら陸地の影響で勢力を落とし「強い」勢力に衰弱しましたが、再び南シナ海で発達して「非常に強い」勢力の台風になりました。

台風が発達した状態で通過したフィリピンでは多数の犠牲者が出ているとの現地報道があります。フィリピンでは台風が猛発達した状態で通過することがたびたびあり、大きな被害が出ることがあります。

今後は勢力を落としながら中国の南へ

台風22号は徐々に進路を北に変えて、中国の海南島の沖からはさらに進路を変えて東に進む予想です。

明日19日(日)以降は、海面水温の低下や熱容量の低下、上空の風の強まりなどの影響で徐々に勢力を落とし、週中頃には熱帯低気圧に変わる予報となっています。

日本への直接の影響はない見通しですが、沖縄などに湿った空気の影響をもたらす可能性があるため、ウェザーニュースでは動向を注視しています。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風22号の名前「ライ (Rai)」はミクロネシアが提案した名称で、ヤップ島の石の貨幣のことを意味する言葉が由来です。
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