facebook line twitter mail

東海や東北など太平洋側も雪 三重では市街地で積雪

2021/12/18 09:11 ウェザーニュース

今日18日(土)の日本付近は強い冬型の気圧配置です。今季最も強い寒気が南下したことで雪雲が発達し、その一部は日本海側だけでなく、太平洋側まで広がっています。

三重県などは市街地で雪が積もる

雪雲を遮る高い山が少ない濃尾平野では昨夜から断続的に雪が降っています。名古屋、岐阜、津の3地点で初雪を観測し、特に活発な雪雲が次々に通過した岐阜県西濃から三重県北部にかけては市街地でも雪が積もりました。

岐阜県関ケ原町は9時の時点で14cmの積雪となっており、岐阜県との県境に近い三重県いなべ市も10cmを超える雪が積もりました。いなべ市では道路にもしっかりと雪が積もり、轍(わだち)の部分がシャーベット状になって滑りやすい状況です。新名神高速は動けなくなった車の影響で9時現在も一部区間が通行止めです。
» 最新の雨雪レーダー

仙台市はこの冬初の積雪を観測

雨雪レーダー
東北でも西よりの風が吹き抜けやすい、仙台平野など太平洋側で雪が降り続いています。仙台市はこの冬になって初めての本格的な積雪で、9時には3cmを観測。福島市でも5cmの積雪です。

この後も断続的に雪が降り、気圧の谷が通過する昼前には一時的に雪の強まるタイミングがある見込みです。仙台市は気温が氷点下と寒さも厳しく、雪が積もっていない道路でも凍結しているおそれがあります。9時の時点で東北道の一部区間は吹雪で通行止めとなっています。

車での外出を予定されている場合は速度を控えめにし、普段以上に注意をして運転を行うようにしてください。
» GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
くぅままさん