雨から雪に変わりはじめる
日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に広い範囲で雨や雪が降っています。上空1500m付近で-6℃以下の、平地で雪を降らせるほどの強い寒気が南下してきたため、西日本では雨が雪に変わってきました。福岡や佐賀、長崎では初雪を観測しています。
ウェザーニュースの解析による雨雪レーダーの分布では、九州や中国、四国に雪を示すピンク色の領域が広がっています。今夜にかけてはさらに寒気が南下するため、西日本の市街地や、まだ雨の所が多い北陸にも雪の範囲が拡大する見込みです。
» 最新の雨雪レーダー
ウェザーニュースの解析による雨雪レーダーの分布では、九州や中国、四国に雪を示すピンク色の領域が広がっています。今夜にかけてはさらに寒気が南下するため、西日本の市街地や、まだ雨の所が多い北陸にも雪の範囲が拡大する見込みです。
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北陸や東北は積雪急増 立ち往生リスク高まる
特に今夜はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による活発な雪雲が、東北南部や北陸に次々と進んでくる見込みです。山沿いを中心に1時間に10cmを超えるようなドカ雪となり、多い所ではひと晩で50cmに迫るような新たな雪の積もるおそれがあります。
積雪が急増することによって、それまでは普通に通行できた道路でも走行が困難になり、立ち往生のリスクが高まります。ウェザーニュースによる立ち往生リスク予測では、群馬県から新潟県を通る国道17号や、長野県から新潟県を通る国道18号などで特に警戒が必要とみられます。雪のピークとなる今夜から明日18日(土)朝の走行はできるだけ避け、やむを得ない場合は最大限の準備が必要です。
積雪が急増することによって、それまでは普通に通行できた道路でも走行が困難になり、立ち往生のリスクが高まります。ウェザーニュースによる立ち往生リスク予測では、群馬県から新潟県を通る国道17号や、長野県から新潟県を通る国道18号などで特に警戒が必要とみられます。雪のピークとなる今夜から明日18日(土)朝の走行はできるだけ避け、やむを得ない場合は最大限の準備が必要です。
西日本や東海でも内陸部は積雪
寒気が強いため雪雲は日本海側だけに留まらず、瀬戸内側や太平洋側にまで広がります。
明日18日(土)早朝の天気分布予想では、山陰から近畿北部にかけては海沿いの一部をのぞいて大部分が雪で、広島市や神戸市などの瀬戸内海側や、濃尾平野にも雪の範囲が広がる予想です。
内陸部を中心に道路にも雪の積もる所があり、雪がそれほど積もらなかった場合でも、冷え込みによって路面凍結のおそれがあります。明日朝に車で移動を予定している場合は、十分な注意が必要です。
明日18日(土)早朝の天気分布予想では、山陰から近畿北部にかけては海沿いの一部をのぞいて大部分が雪で、広島市や神戸市などの瀬戸内海側や、濃尾平野にも雪の範囲が広がる予想です。
内陸部を中心に道路にも雪の積もる所があり、雪がそれほど積もらなかった場合でも、冷え込みによって路面凍結のおそれがあります。明日朝に車で移動を予定している場合は、十分な注意が必要です。
広い範囲で25m/s超の暴風
また、各地で風も強まってきています。16時までの最大瞬間風速は京都府京丹後市・間人で29.6m/s、島根県松江市で28.0m/s、石川県金沢市で26.4m/sなど、西日本から東日本の沿岸部を中心に25m/s以上の暴風となってきました。
西日本や東日本はこれから今夜にかけてが風のピークで、北陸の一部では明日朝まで続く見込みです。北日本はこれから風が強まり、明日の夕方にかけて風の強い状況が続く予想となっています。16時時点で6道府県に暴風雪警報、7県に暴風警報が発表中です。
雪が降る地域では猛吹雪となって視界が非常に悪くなるおそれがあります。雪が降らない地域でも暴風によって電車など交通機関の運行に影響が出る可能性があります。雪や風のピーク時に移動をする場合は、最新の気象情報と運行情報をご確認ください。
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西日本や東日本はこれから今夜にかけてが風のピークで、北陸の一部では明日朝まで続く見込みです。北日本はこれから風が強まり、明日の夕方にかけて風の強い状況が続く予想となっています。16時時点で6道府県に暴風雪警報、7県に暴風警報が発表中です。
雪が降る地域では猛吹雪となって視界が非常に悪くなるおそれがあります。雪が降らない地域でも暴風によって電車など交通機関の運行に影響が出る可能性があります。雪や風のピーク時に移動をする場合は、最新の気象情報と運行情報をご確認ください。
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