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台風22号(ライ) 週明けには南シナ海で向きを変える予想

2021/12/17 10:57 ウェザーニュース

12月17日(金)9時現在、強い勢力の台風22号(ライ)は、フィリピン・ミンダナオ島の西にある、スル海を西に進んでいます。

▼台風22号 12月17日(金)9時
 中心位置   スル海
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   955 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
>>最新の台風情報

一時は猛烈な勢力にまで発達

台風22号は、昨日16日(木)12時には中心気圧915hPa、中心付近の最大風速55m/sの猛烈な勢力になりました。

フィリピンを通過したことによって、勢力が衰えましたが、このあと南シナ海に進んでから一時的にやや発達する予想です。19日(日)頃から北寄りに向きを変えて、週明けには勢力を弱めながら南シナ海を北上する見込みとなっています。

日本への直接の影響はない見通しです。

12月の台風発生も珍しくはない

平年の台風発生数
台風22号は今年12月に入ってから1つめに発生した台風です。

12月の台風発生数の平年値は1.0個ですので、台風が発生すること自体は珍しいことではないといえます。

なお、平年の年間台風発生数は25.1個ですので、今年の発生数は平年よりも少ないペースとなっています。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風22号の名前「ライ (Rai)」はミクロネシアが提案した名称で、ヤップ島の石の貨幣のことを意味する言葉が由来です。
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