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九州や東北などで雨が降り出す 帰宅時間帯は雨の範囲拡大

2021/12/16 09:22 ウェザーニュース

今日16日(木)は低気圧や前線が近づく影響で、天気は下り坂の所が多くなります。すでに九州や東北の一部では雨が降り出してきました。

東北には竜巻注意情報

東シナ海からは前線、日本海からは低気圧が接近中です。前線に近い長崎県の五島列島や対馬などはすでに本降りの雨で、九州北部でもだんだんと雨が降り出してきました。東北は北部を中心にしっかりと雨が降っていて、山沿いでは雪に変わっている所もあります。

9時までの1時間の雨の量は長崎県五島市・福江で9.0mm、福岡県宗像市で0.5mm、秋田県横手市で3.0mmを観測しました。

東北では大気の状態が不安定で、竜巻などの突風のおそれがあるとして、秋田県と山形県に竜巻注意情報が発表されています。
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午後は雨の範囲が拡大

16日(木)夕方の雨・雪の予想
低気圧や前線の東進に伴って、午後にかけては雨の範囲が広がっていきます。夕方の帰宅時間帯には九州から中国、四国などの西日本、北陸から東北にかけての各地で傘が必要な雨になる見込みです。

特に前線上に発生する低気圧が通過する九州南部では、夜にかけて1時間に30mmを超える激しい雨のおそれがあります。活発な雨雲が通過する際は雷を伴うこともある見込みです。低い道路が冠水するようなことも考えられますので、車での移動は十分に注意をしてください。

なお、活発な雨雲は本州の太平洋側を進み、明日17日(金)の朝は東海や関東の沿岸部で雨の強まる所がある予想です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ひらやんさん