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トカラ列島の群発地震 一連の活動開始から10日が経過 計295回に

2021/12/14 19:17 ウェザーニュース

12月4日(土)の昼過ぎから群発地震の始まった鹿児島県のトカラ列島では、今日で10日が経過しました。

一連の活動が始まってから今日14日(火)正午までに、震度1以上の地震は295回観測されています。(12日までは暫定値、13日以降は速報値)

最大の地震はM6.1 震度5強

震度1未満の地震を含めた発生回数は1500回近くにものぼる
気象庁の震央分布を参照すると、トカラ列島を震源とする地震の回数は、解析可能な震度1未満の微少な地震を含めると、1500回近く観測されています。

9日(木)の11時過ぎには、一連の活動で最大となる、マグニチュード6.1、震度5強を観測する地震が発生しました。この地震の前後で一時的に地震回数が増えましたが、その後は回数が減少傾向です。

2000年は1か月近く後にも強い揺れ

震源は概ね小宝島の北側周辺
トカラ列島近海では群発地震の発生が多い地域です。過去の地震活動を振り返ると、地震の発生回数が減少に転じた後に、散発的に大きな地震の発生するケースが多くみられます。

2000年10月に最大震度5強の地震を観測した際には、地震の発生回数が集中した期間は10月2~5日でしたが、一連の活動は10月下旬にかけて継続し、活動が低調になってから3週間以上経過した10月29日にマグニチュード4.4、最大震度4の地震が発生しました。

今回の地震が今後、どのように推移するかを予測することは困難です。今後も強い揺れに見舞われる可能性があるため、当面の間は注意を続ける必要があります。
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