最大の地震はM6.1 震度5強
気象庁の震央分布を参照すると、トカラ列島を震源とする地震の回数は、解析可能な震度1未満の微少な地震を含めると、1500回近く観測されています。
9日(木)の11時過ぎには、一連の活動で最大となる、マグニチュード6.1、震度5強を観測する地震が発生しました。この地震の前後で一時的に地震回数が増えましたが、その後は回数が減少傾向です。
9日(木)の11時過ぎには、一連の活動で最大となる、マグニチュード6.1、震度5強を観測する地震が発生しました。この地震の前後で一時的に地震回数が増えましたが、その後は回数が減少傾向です。
2000年は1か月近く後にも強い揺れ
トカラ列島近海では群発地震の発生が多い地域です。過去の地震活動を振り返ると、地震の発生回数が減少に転じた後に、散発的に大きな地震の発生するケースが多くみられます。
2000年10月に最大震度5強の地震を観測した際には、地震の発生回数が集中した期間は10月2~5日でしたが、一連の活動は10月下旬にかけて継続し、活動が低調になってから3週間以上経過した10月29日にマグニチュード4.4、最大震度4の地震が発生しました。
今回の地震が今後、どのように推移するかを予測することは困難です。今後も強い揺れに見舞われる可能性があるため、当面の間は注意を続ける必要があります。
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2000年10月に最大震度5強の地震を観測した際には、地震の発生回数が集中した期間は10月2~5日でしたが、一連の活動は10月下旬にかけて継続し、活動が低調になってから3週間以上経過した10月29日にマグニチュード4.4、最大震度4の地震が発生しました。
今回の地震が今後、どのように推移するかを予測することは困難です。今後も強い揺れに見舞われる可能性があるため、当面の間は注意を続ける必要があります。
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