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北日本は暴風雪警報も 日本海側を中心にホワイトアウトに厳重警戒

2021/12/13 10:50 ウェザーニュース

今日13日(月)の日本付近は一時的に強い冬型の気圧配置となって、北日本の日本海側を中心に風雪が強まっています。沿岸部では暴風が吹き荒れており、暴風雪によるホワイトアウトや停電に警戒が必要です。

沿岸部中心に20m/sを超える暴風

北海道の北を進む低気圧が急発達して、北日本では風が吹き荒れています。

特に日本海側で風が強く、平均で20m/sを超える暴風を観測しているところが多い状況です。10時現在、北海道の日本海側や秋田県、山形県の沿岸地域、青森県の三八上北には暴風雪警報が発表されています。

北海道の宗谷岬では9時44分に最大風速25.0m/sを、10時7分に最大瞬間風速32.3m/sを観測しました。山形県・尾花沢も9時10分に最大瞬間風速31.3m/sを観測し、観測史上1位の値を更新しています。

また、青森県の三沢などでホワイトアウトによる視界不良が発生しています。

今日いっぱい暴風雪に警戒

13日(月)19時の風の予想
冬型の気圧配置は西から緩むものの、北日本は今日いっぱい風雪の強い状況が続きます。

特に雪の降りやすい日本海側は、暴風雪によるホワイトアウトなど視界不良に厳重な警戒が必要です。移動すること自体が危険な状況になることもあるため、荒天時の不要不急な外出は控えてください。

北海道の太平洋側は明日14日(火)の朝まで風の強い状態が続く可能性があります。交通機関への影響や停電の心配もあるため、こまめに最新の情報を確認するようにしましょう。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-しょうちゃんさん