地震の規模は速報値でマグニチュード5.1、深さは約50kmと推定されています。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、この領域でよく見られるパターンです。

今回の震源となった茨城県南部は普段から地震が頻繁に発生しています。今月2日(木)には、少し北東側を震源とするマグチュード5.1の地震が発生、最大震度4を観測したばかりです。

関東の地下はプレート境界が入り組んで、複雑な構造をしており、その中でも「地震の巣」と呼べるような、多発する領域がいくつか見られます。茨城県南部もその一つで、深さ50km前後と70km前後の所に震源が集中しています。

今日の地震は最大震度が4に留まりましたが、少し規模が大きいマグニチュード5.5程度の地震が2016年や2014年、2013年とここ10年以内に3回発生し、最大震度はいずれも5弱を観測しました。

部屋の中の倒れやすいものや家具などの固定はしっかりと行い、いざ揺れた時に焦らないよう、普段からの備えが必要です。
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