「風伝おろし」とは?
「風伝おろし」とは盆地で発生した霧が風に乗って三重県の熊野古道・風伝峠を下り、暖かい海側の地域に下りてくる現象です。秋から春にかけて時々発生します。
風伝峠(標高約250m)は周りの山々(標高500m~800m)の稜線より少し低くなっています。ここが風の通り道になっていることから、「風伝峠」という名前がついたといわれているようです。
風伝峠(標高約250m)は周りの山々(標高500m~800m)の稜線より少し低くなっています。ここが風の通り道になっていることから、「風伝峠」という名前がついたといわれているようです。
放射冷却による冷え込みで発生
昨夜から今朝にかけては穏やかに晴れたため放射冷却現象が強まり、三重県の内陸部では5℃を下回る冷え込みになりました。空気中の水蒸気が気温の低下により水滴となって山沿いで霧が発生。風伝おろしとなって現れたと考えられます。
”朝霧は晴れ”と言われるように、放射冷却で冷えた後は穏やかな晴天が続くことが多くあります。午後にかけても天気の崩れはなく、昼間は気温も上がる見込みです。
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”朝霧は晴れ”と言われるように、放射冷却で冷えた後は穏やかな晴天が続くことが多くあります。午後にかけても天気の崩れはなく、昼間は気温も上がる見込みです。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)三重県南牟婁郡御浜町の空さん