13日(月)の朝には低気圧が発達しながらオホーツク海に進みます。大陸からは高気圧が張り出して、典型的な西高東低の冬型の気圧配置です。特に北日本から東日本は等圧線の間隔が狭く、北西の冷たい風が吹き付けます。

また、平地で雪を降らせる目安となる、上空1500m付近で－6℃以下の寒気が北日本から北陸付近まですっぽりと覆う見込みです。

日本海側は広い範囲で雪が降り、瞬間的に20m/sを超えるような風が吹く北日本では吹雪となって見通しの悪くなるおそれがあります。冬用タイヤなどを装備していても、視界不良となりますので、車での移動は十分な注意が必要になります。

強い寒気が南下することで、日本海側では雲が発達し、雪の強まる所があります。北海道や東北、北陸の山沿いを中心に雪がまとまる見込みです。13日(月)の一日で新たに積もる雪の量は、北海道や東北南部、北陸の多い所で30～50cmに達する予想となっています。

東北や北陸では先週に積もった雪が最近の気温の上昇でほとんど溶けて、雪のない状況の所が大部分です。一気に積雪状態となりますので、路面状況の変化に十分注意をしてください。除雪の必要が出てくる可能性もありますので、週末の間に準備しておくと良さそうです。
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