冬の間はラニーニャ現象が継続する可能性が高い
9月の時点で太平洋赤道域の中部に見られる海洋表層の冷水が、10月から11月にかけて東進して東部に達し、東部の海面水温は平年より低い状態が維持されました。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、冬の間は太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発になりやすいことから、ラニーニャ現象が継続する可能性が高いと予想されています。
その後は西部の暖水が東進することでラニーニャ現象は解消に向かい、3月には平常の状態に戻る確率が60%、4月には80%となっています。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、冬の間は太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発になりやすいことから、ラニーニャ現象が継続する可能性が高いと予想されています。
その後は西部の暖水が東進することでラニーニャ現象は解消に向かい、3月には平常の状態に戻る確率が60%、4月には80%となっています。
1月後半から2月前半が寒気のピークか
過去、ラニーニャ現象の発生した年における冬の天候の特徴として、東日本や西日本、奄美・沖縄地方で平年よりも気温が低くなる傾向があります。
気象庁発表の最新の3か月予報によると、西日本と奄美・沖縄は1月の平均気温が平年並みか平年より低い予想です。特に1月の後半から2月前半にかけては寒気が流れ込みやすい状況になるとみられます。日本海側は大雪となるおそれがありますので、最新の情報をご確認ください。
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気象庁発表の最新の3か月予報によると、西日本と奄美・沖縄は1月の平均気温が平年並みか平年より低い予想です。特に1月の後半から2月前半にかけては寒気が流れ込みやすい状況になるとみられます。日本海側は大雪となるおそれがありますので、最新の情報をご確認ください。
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参考資料など
気象庁より