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トカラ列島の地震250回超 震度5強の地震以降も顕著な活発化は見られず

2021/12/10 10:19 ウェザーニュース

鹿児島県奄美地方のトカラ列島では4日(土)から群発地震が続いています。昨日9日(木)に一連の活動で最大となる、震度5強を観測する地震が発生しましたが、活動の活発化は見られていません。

今日10日(金)は地震が減少

トカラ列島の群発地震は震度1以上の有感地震の回数が250回を超えました。昨日9日(木)の11時過ぎには一連の活動で最大となる、マグニチュード6.1、震度5強の地震が発生しています。

震度5強の地震の後、一時的に地震の回数は増えたものの、4日(土)~5日(日)に比べると頻度は多くありません。昨夜遅くからは活動が小康状態となり、今日10日(金)は9時30分までに発生した有感地震が1回のみです。

2000年は1か月近く後にも強い揺れ

ただ、過去の活動から見ると、地震の頻度が少なくなっても、散発的に大きな地震の発生するケースが見られます。

前回、最大震度5強の地震を観測した2000年10月のケースでは、地震の回数が集中した期間は10月2~5日でしたが、活動そのものは10月下旬にかけても継続。活動が低調になってから3週間以上も経過した10月29日にマグニチュード4.4、最大震度4の地震が発生しました。

今回の地震が今後、どのように推移するかを予測することは困難です。しばらくは強い揺れに見舞われる可能性が否定できませんので、注意を続ける必要があります。
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