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北海道で「ハロ」が出現 薄雲が広がっても雨や雪の心配なし

2021/12/08 10:40 ウェザーニュース

今日8日(水)は北海道で薄雲が広がっており、中標津町など一部では太陽の周りに光の環「ハロ」が現れています。

午後も薄い雲が広がることはありますが、天気の崩れはない見込みです。

下り坂サインにはならず

「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

ハロは前線接近前の薄雲で発生することがあり、天気下り坂のサインとなることもあります。

しかし、今回はこれ以上雲が厚みを増すことはありません。

午後も薄雲が広がる程度で、穏やかな空が続く予想です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ムー3さん