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関東では通勤時間帯は荒天 昼間も沿岸部で暴風に警戒を

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2021/12/08 06:10 ウェザーニュース

関東では昨夜から雨が降り出し、今日8日(水)朝は雨に加えて風も強まっています。

午前を中心に雨が強く降るところがあり、風については夕方まで強い状態が続く見込みです。通勤通学時間帯も荒天になるので、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

通勤通学時間帯は雨風強い

関東の南にある低気圧の影響で、今朝の関東地方は雨風が強まり荒れた天気になっています。各地で本降りの雨となり、房総半島を中心に土砂降りになっているところがあります。

沿岸部では風も強まっており、千葉県銚子市では29.1m/sの最大瞬間風速を観測するなど、房総半島や伊豆諸島を中心に暴風が吹き荒れています。東京都心でも今朝6時までに11.5m/s、千葉市では15.1m/sの最大瞬間風速を観測しています。千葉県の一部には暴風警報と波浪警報が発表されました。

この強い風により、電車の遅延や高速道路の速度規制など、各交通機関に影響の出るおそれがあるので、気象情報だけでなく電車の運行情報や道路交通情報もご確認ください。普段より通勤・通学に時間がかかる可能性があるので、時間に余裕を持った行動をおすすめします。

また、各地で雨が横殴りとなっていて、傘をさしてもかばんや体が濡れやすくなります。濡れたものを拭くタオルなどを持参し、傘ではなくレインコートを着用した方がよさそうです。
>>最新の雨雲レーダー

昼間も沿岸部では暴風に警戒を

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風の予想 8日(水)12時
午後になると強い雨のピークは越えますが、雨の降りやすい状況は続きます。午後から外出予定のある方も雨具が必要になりそうです。

風は夜にかけて強く、千葉県や茨城県の沿岸では引き続き瞬間的には30m/sを超えるような暴風が吹き荒れるおそれがあります。雨が横殴りになることもあるので、外出の際はレインコートか丈夫な傘が必要です。

また、標高の高い山間部では雪に変わる可能性もあるため、峠越えの車などは路面の変化に注意してください。
>>雨雲レーダーや風の予想をアプリで見る

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