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雨雲通過中の九州で虹が出現 七色以上が見える「過剰虹」も

2021/12/03 15:55 ウェザーニュース

日本海を進む前線の影響で、福岡県など九州北部では午後になって雨が降り出してきました。雲の隙間に入った所では虹が現れ、「過剰虹」の見られた所もあります。

七色以上が見える過剰虹

福岡県北九州市は関門海峡付近を通過した雨雲に日が差し込んで、明るく鮮やかな虹が現れました。通常は最も内側が紫色ですが、さらに内側にもうっすらと緑色の部分が見られます。

この写真のように、虹のすぐ内側に繰り返すように虹色が見えるものを「過剰虹」と呼びます。虹は水滴(雨粒)による光の反射と屈折によってできます。過剰虹はさらに光の干渉することで出現し、降っている(いた)水滴が比較的小さく、大きさがそろっているときに現れやすい虹です。

すでに北九州付近は活発な雨雲に覆われており、この後は虹が現れることなく日没を迎える見込みです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
Now River Weatherさん