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仙台で初雪を観測 平年より6日遅く、昨季より11日早い冬の便り

2021/12/02 07:54 ウェザーニュース

仙台管区気象台は、今日12月2日(木)に初雪を観測したと発表しました。平年より6日遅く、昨季より11日早い観測です。

また、日付が変わってからは、富山や福井でも初雪が観測されました。
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仙台市街地では積雪の心配なし

仙台市青葉区より 2日(木)7時過ぎ

今日は北日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、太平洋側にも日本海側から雪雲が流れ込んでいます。仙台では今朝は2.6℃まで冷え込み、湿度も60%台まで下がったため、雨が雪に変わりました。

仙台市青葉区ではやや粒の大きい雪片が降ってくる様子が撮影されています。仙台の市街地周辺では雪が積もるにはまだ気温が高いため、積雪の心配はありません。

北日本は午前を中心に雪や風の強まりに注意

北日本から北陸にかけて、上空には1500mで−6℃以下の寒気が流れ込んでいます。降水があれば平地でも雪になる目安といわれる強さの寒気です。

低気圧が北海道の北で猛発達しているため、北日本や北陸では風が非常に強まっています。このあとは上空の寒気も北上し、強い風もだんだんと収まっていく見込みです。それに伴い、日本海側の雪や太平洋側への雪雲の流れ込みも次第に落ち着いていくと予想しています。

ただ、午前中を中心に風が強く、日本海側で雪の降りやすい状態は続きます。北海道や山沿いでは断続的に雪が降る予想です。積雪による路面状況の悪化が懸念されるため、車の運転はスリップに注意し、転倒などにもお気を付けください。
>>27時間先までの雨雲雪雲レーダーをアプリで見る

参考資料など

動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)harupapaさん