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北陸で激しいあられ 明日にかけて雷や突風にも要注意

2021/12/01 16:07 ウェザーニュース

日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側で雨のところが多くなっています。北陸付近にはJPCZと呼ばれる発達した雨雲のラインも停滞していて、一部であられが激しく降っています。

JPCZとは?

JPCZのメカニズム
JPCZとは、日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone)の英語の頭文字をとったものです。冬型の気圧配置になると大陸から北西の冷たい風が吹いてきます。この風は朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によっていったん二分されます。

その後、風下である日本海の上空で再び合流。風と風がぶつかることで、雲の発達しやすいラインが形成されるのです。このラインが「JPCZ」と呼ばれています。

このJPCZが停滞している北陸では局地的に強い雨が降っており、石川県や福井県ではあられが激しく降っている様子も見られました。

福井県勝山市より(1日(水)15時前)

JPCZはこの後も北陸付近に停滞する予想で、北陸西部は深夜にかけて、新潟県は明日2日(木)にかけて短時間の強い雨や雷、突風、あられなどのおそれがあります。落雷による停電や、あられが積もることによるスリップなどに注意してください。

また、内陸山沿いでは明日にかけて雪になり、積雪のおそれがあります。車の運転を予定されている方は、路面状況に注意が必要です。
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参考資料など

ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ムクママさん
ROUTE 8 (ルート エイト)さん