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東京は3年ぶりとなる12月の20℃超 北海道も記録的な高温

2021/12/01 15:07 ウェザーニュース

今日1日(水)は北海道の北を進む低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込みました。東京は12時台に20℃を突破し、季節外れの暖かさとなっています。北海道も朝は気温が高く、記録的な高温でした。

関東は温かい空気+日照+フェーン

朝は雨の降っていた東日本や北日本も、15時現在は太平洋側で晴れているところが多くなっています。

関東は日差しに加え、西寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生し、午前中から気温が高くなりました。最高気温は20℃前後のところが多く、東京は12時28分に20.3℃を観測しています。12月に20℃を超えるのは2018年12月5日の20.2℃以来、3年ぶりです。

また、朝は暖かい空気が北海道まで流れ込み、北海道でも15℃近くまで上がりました。札幌は8時34分に14.6℃を観測し、12月としては1890年と並んで2位タイの記録的な高温です。

一方、西日本は朝から前線の西側で冷たい空気に覆われており、気温がほとんど上がっていません。福岡は15時現在も10℃を下回っていて、12月下旬並の寒さです。

明朝にかけて気温は急降下

2日(木)の天気と気温
西から寒気の流れ込みが強まり、北海道は日本海側から気温が下がってきています。この後は関東も気温が下がり、夜には東京など各地で10℃を下回る予想です。

また、明日2日(木)の朝は全国的に一桁で、北日本や内陸部では氷点下のところもあります。体感の変化が非常に大きくなるため、風邪など引かないよう体調管理をしっかりと行いましょう。
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