日本海を発達しながら進む低気圧から伸びる寒冷前線が、明日の朝に関東付近を通過する見込みです。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため周辺では雨雲が発達し、局地的には1時間に40mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。アンダーパスなど道路の低い部分が冠水してもおかしくありませんので、車で移動を行う場合は冠水しやすい場所を避けるようにしてください。

雨のピークは6～9時頃を予想しています。雨が激しく降るのはその中の1、2時間程度の短い時間です。東京都心などは9～10時頃までに雨が止み、回復が遅い千葉県や茨城県なども午前中で雨は収まる予想となっています。可能であれば雨のピークを避けて移動するのも良いかもしれません。
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明日朝は雨だけではなく、風も強まります。日本海の低気圧が急速に発達するため、関東には南よりの風が強烈に吹き込む予想です。

朝6時の風の予想では、関東南部から茨城県にかけての広い範囲で平均5～10m/sの風が吹き、沿岸部では15m/sを超えるような所もあります。瞬間的には20～30m/sの風が吹く見込みです。

沿岸部を走る電車に遅れが生じるなど、交通機関に影響の出ることが懸念されます。明日の朝は普段よりも早めに準備を開始し、雨や風など最新の気象情報に加え、運行情報のこまめな確認が欠かせません。

傘が差しづらいような横殴りの雨の所が多いため、状況によってはレインコートを準備してください。飛来物の危険性もありますので、今日の就寝前に屋外の飛びやすいものを室内にしまっておくことも必要です。
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