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九州は昼過ぎから局地的な激しい雨に
落雷や竜巻などの突風にも警戒

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2021/11/30 10:47 ウェザーニュース

低気圧が急速に発達しながら朝鮮半島付近を進んでいます。これから今日30日(火)の午後にかけては前線も発生して、西日本を通過する見込みです。

すでに活発な雨雲は九州に近づいており、昼過ぎからは局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に警戒が必要です。

いきなり激しい雨の降ることも

活発な雨雲が九州に近づいていて、一部が対馬や五島列島にかかり始めています。10時30分までの1時間には長崎県対馬市・鰐浦で5.5mmの雨を観測しました。

この後、昼過ぎにかけては九州本土に発達した雨雲が進み、夕方にかけて通過していく見込みです。活発な雨雲の周辺では1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、落雷や竜巻などの突風のおそれがあります。

まだ晴れ間の見えている所でも、天気は急に悪化しますので、早めの警戒が必要です。
» 最新の雨雲レーダー

近畿は夜が雨のピーク 早めの帰宅を

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30日(火)夜の雨の予想
夕方以降は前線の東進に伴って、活発な雨雲は中国・四国へと移っていきます。

特に四国の太平洋側は前線の周辺の活発な雨雲に加え、南から暖かく湿った空気が流れ込むことによって雲が発達するため、1時間に30~40mmの激しい雨が降る見込みです。アンダーパスなど道路の低い所が冠水するおそれもあります。

夜になると近畿も本降りの雨になり、遅い時間ほど激しく降る予想です。風も強く荒れた天気となりますので、できるだけ早めに帰宅するようにしてください。
» GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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