各地で虹色現象が出現
移動性の高気圧は今朝の段階で関東付近に中心があり、午後にかけては海上に離れていく予想です。高気圧の西側には上空に湿った空気が流れ込んでいて、すじ雲などと呼ばれる巻雲の広がっている所が多くなっています。
巻雲は氷の粒で構成されており、この氷の粒が太陽の光を屈折させることで、様々な虹色現象が現れます。岡山県岡山市では空の高い所で弓なりの虹が見えています。環天頂アークと呼ばれる虹色現象のひとつです。
巻雲は氷の粒で構成されており、この氷の粒が太陽の光を屈折させることで、様々な虹色現象が現れます。岡山県岡山市では空の高い所で弓なりの虹が見えています。環天頂アークと呼ばれる虹色現象のひとつです。
長く伸びる飛行機雲も
また、空の高い所には長く伸びる飛行機雲も各地で見られました。
氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。逆に、飛行機雲が現れていつまでも消えないときは、上空の空気が湿っているということになります。
虹色現象や長く伸びる飛行機雲は、高気圧が次第に東へ去って、晴天が終わりに近づいている兆しです。今日はまだ大きな天気の崩れがないものの、明日30日(火)は西から天気が下り坂で、午後には九州などから雨が降り出す予想となっています。
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氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。逆に、飛行機雲が現れていつまでも消えないときは、上空の空気が湿っているということになります。
虹色現象や長く伸びる飛行機雲は、高気圧が次第に東へ去って、晴天が終わりに近づいている兆しです。今日はまだ大きな天気の崩れがないものの、明日30日(火)は西から天気が下り坂で、午後には九州などから雨が降り出す予想となっています。
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