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日本海側は夕方以降、雨・雪が強まる 北海道は積雪急増に注意

2021/11/26 10:31 ウェザーニュース

今日26日(金)も日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。日本海側の各地で雪や雨が降っていて、秋田では初雪を観測しました。

夕方以降は雪や雨の強まるおそれがあるため、注意が必要です。

北海道では1時間に5cm前後の積雪増加も

北海道から東北、北陸にかけての日本海側は断続的に雪や雨が降っています。北海道では一部で雪の強まっている所があり、10時までの1時間に美深町と夕張市では4cm積雪が増加しました。最も積雪が多い幌加内町・朱鞠内では87cmに達し、旭川市でも11cmの雪が積もっています。

東北北部でも一部で雪に変わっており、秋田では初雪を観測しました。平年より11日遅く、昨年より16日遅い初雪です。
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夕方以降は雪や雨が強まる

26日(金)夜の雨・雪の予想
今日の夕方以降は、上空の強い寒気が南下するため、日本海側の雪雲や雨雲が発達しやすくなります。

北海道の道北を中心に活発な雪雲がかかり、局地的に強い雪が降る見込みです。短時間に積雪が急増して、路面状況が悪化しますので、特に夜間帯は車の運転に注意をしてください。明日27日(土)の朝は除雪の必要があるかもしれません。

また、北よりの風と西よりの風がぶつかり合うことでJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、発達した雲が北陸から東北南部にかけて広がる予想です。強い雨が降り、落雷や霰(あられ)、突風などのおそれがありますので、注意をしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
emikoさん