低気圧や前線が通過した後、23日(火)頃から日本列島の上空に寒気が流れ込みます。寒気のピークとなる24日(水)には、平地で雪の降る目安となる上空1500m付近で－6℃以下の寒気が北海道から東北北部まで広がり、山で雪の降る目安の0℃以下の寒気は日本列島の大部分を覆う見込みです。

北海道は平地でも雪が降り、東日本や西日本も高い山では本格的な雪となって、標高の高い峠道では積雪の可能性があります。来週にこうした道路を走行する予定がある場合は、週末のうちに冬用タイヤや滑り止めなどの装備を準備しておくようにしてください。

また、風も強まるため吹雪による視界の悪化にも注意が必要です。

寒気の影響で来週半ばからは全国的に朝晩の冷え込みが強まります。特に西日本は気温が大きく下がり、25日(木)は宮崎市で5℃、大阪市は6℃の予想となっています。厚手の冬物コートが欲しくなるくらいの寒さです。

関東は少し遅れて寒気の影響を受け、25日(木)以降が今回の寒さの底となります。東京都心の6℃は12月上旬並みで、そろそろ厚手の布団や毛布がないと寝る時に寒く感じられるかもしれません。

この週末で冬支度をさらに進めておくようにしましょう。
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