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北海道や東北から初氷など冬の便り続々 200地点以上が氷点下に

2021/11/18 09:34 ウェザーニュース

今日18日(木)の朝は北日本を中心に冷え込みました。全国900地点余りのアメダス地点のうち、200地点以上で氷点下となっています。この冷え込みで、初霜や初氷などの冬の便りが続々と届きました。

札幌や盛岡などで初氷を観測

昨夜から今朝にかけての北日本は穏やかに晴れて、放射冷却現象が強まりました。上空の寒気の影響が残っていたこともあって冷え込みが強まり、北海道陸別町では最低気温-8.7℃を観測。最低気温が0℃未満の冬日の地点は206地点に達しています。

最低気温が1.7℃まで下がった札幌市や、0.1℃の盛岡市では初氷も観測しています。いずれも平年に比べると大幅に遅い冬の便りです。

▼昨夜から今朝に観測された季節現象
・17日(水)
 青森 初氷 平年より7日遅く、昨季より6日遅い
 青森 初霜 平年より16日遅く、昨季より5日遅い
・18日(木)
 札幌 初氷 平年より21日遅く、昨季より28日遅い
 函館 初氷 平年より16日遅く、昨季より8日遅い
 盛岡 初氷 平年より18日遅く、昨季より18日遅い

昼間は昨日よりも気温上昇

18日(木)の北日本の天気と気温
すでに上空の寒気が抜けていることや、接近中の前線に向かって南から暖かな空気が流れ込むため、昼間の気温は昨日よりも上がる所が多い見込みです。

札幌市は12℃、盛岡市は11℃、仙台市は16℃まで上がる予想となっています。朝と昼間の気温差が大きくなりますので、服装選びにお気をつけください。
» お出かけ前の参考に 服装予報
» 時間毎の気温を確認

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
トガシさん