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来週は冬の寒気が日本付近まで南下 西日本も暖房必須の寒さに

2021/11/16 17:59 ウェザーニュース

来週は季節が一足飛びに前進しそうです。大陸から日本列島の上空に強い寒気が流れ込んで、冬到来を感じる寒さの所が多くなります。

強い寒気が西から流入

来週はじめの22日(月)~23日(火)の勤労感謝の日にかけて前線が通過し、全国的に荒れた天気となる見込みです。前線の西側には上空5500m付近で-36℃以下の寒気が控えていて、前線が抜けた後は日本付近に流れ込んできます。

西日本を中心に気温が大きく下がる予想です。冬型の気圧配置となるため冷たい風も強めに吹き、体感温度はさらに低くなる可能性があります。本格的な冬到来を感じさせる寒さです。

九州、四国には低温に関する早期天候情報

週間予報
来週にかけての予想最高気温を見ると、週末まで20℃前後の日が続く福岡市は、22日(月)が15℃、23日(火)が13℃と大きく下がります。朝晩は一桁の予想で、熊本市や岡山市など市街地でも5℃前後まで下がり、暖房必須の寒さです。気象庁は15日(月)、沖縄と九州、四国を対象に低温に関する早期天候情報を発表しました。

冷え込んだ13日(土)にウェザーニュースが行ったアンケートでは、西日本の暖房稼働率は6割ほどに達していました。今度の寒さではさらに稼働率が増えると見込まれます。この週末までに暖房器具の準備や点検などを済ませておきましょう。

西日本に比べると、関東など東日本から北日本は寒気の影響を受けるタイミングが遅く、週明けの時点ではそれほど気温が下がりません。
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