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北日本や北陸は明日にかけて雨が続く 札幌は初雪の可能性

2021/11/14 16:54 ウェザーニュース

今日14日(日)は上空の強い寒気の影響で、北日本や北陸で雨が降っています。北海道の新和では15時50分までの1時間に10.0mmのやや強い雨を観測しました。寒冷前線が通過している道北では雷が鳴っているところもあります。

北日本や北陸では明日にかけて雨の降りやすい状態が続き、強雨や雷雨、突風やあられに注意が必要です。また、北海道は明日は内陸山沿いを中心にみぞれや雪となり、札幌でも初雪となる可能性があります。

明日も雷雨や突風、あられに注意

明日15日(月)は北海道を気圧の谷が通過し、寒冷前線が東北から北陸を南下します。北日本や北陸は日本海側を中心に雨の降るところが多く、週明けも傘が欠かせません。

上空の寒気が強く、大気の状態が不安定になるため、一時的な強雨や雷雨、突風やあられにも注意が必要です。底の黒い雲が周辺にないか、空の様子に注意してください。

北海道は内陸山沿い中心にみぞれや雪

上空1500m付近の気温
北海道の上空約1,500m付近には、−6〜−9℃というやや強い寒気が流れ込みます。これは、平地で雪を降らせる目安と言われる気温です。

内陸山沿いではみぞれや雪となり、峠道では積雪の可能性があります。車の運転を予定されている方は、スタッドレスタイヤを忘れずに装着してください。

また、まだ初雪が観測されていない札幌でも、明日は雪が混じる可能性があります。15日(月)に初雪の発表があれば平年より14日遅く、昨年より11日遅い観測となります。
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