国内:宮古島近海でM6.5 最大震度は3
11日(木)0時45分頃、宮古島近海を震源とするマグニチュード6.5、深さ115kmと推定される地震が発生しました。この地震で宮古島市で最大震度3、久米島町や石垣市などで震度2を観測しています。
宮古島近海を震源とするマグニチュード6以上の地震は、2017年5月9日に発生したマグニチュード6.4、深さ79kmの地震以来です。地震のメカニズムは南北方向に張力軸をもつ正断層型と解析されています。
今回の震源はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいる琉球海溝付近です。気象庁による暫定値では震源の深さが115kmですが、当初発表された速報値は10km、また、アメリカ地質調査所による解析でも深さは10kmとなっています。宮古島近海は深さ10km未満の浅い地震から100km以上の深い地震まで起きており、どちらであってもおかしくありません。
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宮古島近海を震源とするマグニチュード6以上の地震は、2017年5月9日に発生したマグニチュード6.4、深さ79kmの地震以来です。地震のメカニズムは南北方向に張力軸をもつ正断層型と解析されています。
今回の震源はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいる琉球海溝付近です。気象庁による暫定値では震源の深さが115kmですが、当初発表された速報値は10km、また、アメリカ地質調査所による解析でも深さは10kmとなっています。宮古島近海は深さ10km未満の浅い地震から100km以上の深い地震まで起きており、どちらであってもおかしくありません。
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国内:兵庫・淡路島で震度3の地震
13日(土)8時49分頃、播磨灘を震源とするマグニチュード4.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で兵庫県洲本市と南あわじ市で最大震度3、和歌山県海南市や徳島県鳴門市、香川県高松市などで震度2を観測しています。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
淡路島に近い震源の地震といえば、阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震があります。兵庫県南部地震は六甲・淡路断層帯の一部である野島断層の動きによって発生しました。今回の地震は淡路島の西の海上が震央で、六甲・淡路断層帯とは少しずれた位置で起きたとみられます。
産業技術総合研究所の活断層データベースによると、今回の震源となった淡路島西沖にも断層があると考えられているものの、活動状況など詳しいことはわかっていません。
淡路島に近い震源の地震といえば、阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震があります。兵庫県南部地震は六甲・淡路断層帯の一部である野島断層の動きによって発生しました。今回の地震は淡路島の西の海上が震央で、六甲・淡路断層帯とは少しずれた位置で起きたとみられます。
産業技術総合研究所の活断層データベースによると、今回の震源となった淡路島西沖にも断層があると考えられているものの、活動状況など詳しいことはわかっていません。
世界:ニカラグアの沖でM6.2の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震は前述した宮古島近海の地震で、地質調査所の解析ではマグニチュード6.6です。
今回注目する地震は日本時間の9日(火)午後にニカラグアの沖で発生した地震です。地震の規模はマグニチュード6.2、深さ35kmと解析されています。震源が少し陸地から離れていたため揺れによる影響はなく、津波も発生していません。
ニカラグアの沖は他の中米各国と同様に、ココスプレートが沈み込んでおり、大きな地震がしばしば発生しています。最近では2014年にマグニチュード7.3の地震が起き、1992年にはマグニチュード7.7の地震が起きました。
今回注目する地震は日本時間の9日(火)午後にニカラグアの沖で発生した地震です。地震の規模はマグニチュード6.2、深さ35kmと解析されています。震源が少し陸地から離れていたため揺れによる影響はなく、津波も発生していません。
ニカラグアの沖は他の中米各国と同様に、ココスプレートが沈み込んでおり、大きな地震がしばしば発生しています。最近では2014年にマグニチュード7.3の地震が起き、1992年にはマグニチュード7.7の地震が起きました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。