九州の上空1500m付近には0℃前後の寒気が流れ込んでいます。昨日11日(木)から断続的に雨雲が通過し、高い山では雪に変わりました。

豊後富士の異名を持つ標高1583mの大分県・由布岳の山頂付近がうっすらと雪に覆われた様子が確認され、気象台は初冠雪を発表しました。平年より17日早く、昨季より33日早い観測です。九州の山で初冠雪が発表されるのは今シーズン初めてになります。
» 九州でも初冠雪

明日13日(土)以降は上空の寒気が後退し、来週にかけては九州方面への強い寒気の南下はない見込みです。ただ、昨日発表の1か月予報では、九州の気温は平年並みか平年より低い予想となっており、少し早いペースで冬が本格化していきそうです。
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