気になる当日の天気
来週19日(金)は本州南岸と日本海を低気圧がそれぞれ通過する見込みです。
低気圧が早くに抜ける西日本は、月が欠ける様子をバッチリ見られる所が多くなり、関東や東海も天気の回復が早まると、部分月食を見られるチャンスがある予想です。
一方で、北陸や北日本は低気圧の接近が遅れるほどチャンスが増えそうです。
まだ少し先となるため予報が確定していません。随時、最新見解をご確認ください。
低気圧が早くに抜ける西日本は、月が欠ける様子をバッチリ見られる所が多くなり、関東や東海も天気の回復が早まると、部分月食を見られるチャンスがある予想です。
一方で、北陸や北日本は低気圧の接近が遅れるほどチャンスが増えそうです。
まだ少し先となるため予報が確定していません。随時、最新見解をご確認ください。
月の約98%が隠れる
部分月食は月が東の空に昇る頃にはじまり、月はどんどんと欠けながら高度をあげていきます。
今回は、食の最大時には月の直径の97.8%が地球の影に入る、たいへん深い部分月食です。
月が完全に地球の影に入る皆既月食の場合は、赤銅色の満月の姿が楽しめますが、通常の部分月食の際は月は影に入った部分が暗くなるのみです。ただ、今回は月がほぼ地球の影に入る、皆既食に近い部分月食となるため、食の最大の頃には影の部分が色づいて見えるかもしれません。
今回は、食の最大時には月の直径の97.8%が地球の影に入る、たいへん深い部分月食です。
月が完全に地球の影に入る皆既月食の場合は、赤銅色の満月の姿が楽しめますが、通常の部分月食の際は月は影に入った部分が暗くなるのみです。ただ、今回は月がほぼ地球の影に入る、皆既食に近い部分月食となるため、食の最大の頃には影の部分が色づいて見えるかもしれません。
部分食の最大は全国で見られる
11月19日(金)、満月は16時18分頃から欠け始め、18時2分頃に部分食の最大を迎えます。食の最大後、月は段々と元に戻り、19時47分頃に部分食が終了して満月の姿に戻る予想です。部分食の始まりから終わりまでは、約3時間29分あります。
部分食の始まりは北海道や東北北部でのみ見られますが、食の最大までには全国で月が空に昇ってきます。
満月がどんどん欠けて細い姿となり、また戻っていく様子を、東の空が開けた場所からお楽しください。
» 月の出る時刻を確認
» 部分月食2021特設サイト
部分食の始まりは北海道や東北北部でのみ見られますが、食の最大までには全国で月が空に昇ってきます。
満月がどんどん欠けて細い姿となり、また戻っていく様子を、東の空が開けた場所からお楽しください。
» 月の出る時刻を確認
» 部分月食2021特設サイト
参考資料など
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi