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紅葉見頃予想2021【西日本編】

第3回紅葉見頃予想

2021/11/10 12:11 ウェザーニュース

西日本エリアの今年の紅葉見頃予想です。

【近畿】
平野部もまもなく見頃へ、嵐山は11月21日予想

近畿では、10月は平年より気温の高い日が多かったものの、後半に流れ込んだ寒気の影響で色付きが進んだため、多くの名所で平年並〜早い見頃となりました。

今週末は大本山永源寺(滋賀)や播州清水寺(兵庫)でも平年並の見頃を迎え、紅葉を楽しめそうです。

今後の気温は平年よりやや高い予想ですが、天気は周期変化し、晴れた日の朝は放射冷却による冷え込みが見込めます。昼間の気温はやや高くても色付きが遅くなることはなく、これから見頃を迎える平野部の多くの名所では平年並の見頃となりそうです。

<今週末おすすめの紅葉名所>
大本山永源寺(滋賀)、播州清水寺(兵庫)

【中国・四国】
平野部もまもなく見頃へ、宮島は11月20日予想

中国や四国では、9月後半から度々流れ込んだ寒気の影響で標高が高い山から色付きが進み、石鎚山(愛媛)や剣山(徳島)などで平年より4〜5日ほど早い見頃を迎えました。晴れる日が多く、朝の放射冷却によって色付きが進んだため、四国では大窪寺(香川)など、平年より早い見頃を迎えたところが多くなっています。

一方、10月前半は気温が平年より高くなったため、中国の多くの名所では平年並の見頃を迎えましたが、比婆山(広島)など見頃が遅れた名所もありました。今週末は長門峡(山口)などで平年並の見頃を迎え、紅葉を楽しむことができそうです。

今後、11月の気温は四国で平年並、中国で平年よりやや高い予想ですが、天気は周期変化し晴れた日の朝は放射冷却による冷え込みが見込めます。このため、これから見頃を迎える平野部の多くの名所では平年並の見頃となりそうです。

<今週末おすすめの紅葉名所>
長門峡(山口)、大轟の滝(徳島)

【九州】
平野部もまもなく見頃へ

九州では、10月は晴れた日が多く、朝は放射冷却による冷え込みで葉の色付きが進みました。

雲仙(仁田峠)(長崎)や霧島(鹿児島)、五家荘(熊本)などの多くの名所で平年並の見頃を迎えています。今週末は北山ダム(佐賀)でも紅葉を楽しむことができます。

今後、11月は気温が平年並で推移する予想です。天気は周期的に変化し、晴れた日の朝は放射冷却による冷え込みが見込めます。このため、これから見頃を迎える多くの名所でも平年並の見頃となりそうです。

<今週末おすすめの紅葉名所>
北山ダム(佐賀)、青井岳荘(宮崎)