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山口県でろうと雲が発生 大気の状態が不安定 竜巻などの突風に注意

2021/11/10 07:38 ウェザーニュース

今日10日(水)は上空の寒気が西日本に流れ込んでいて、大気の状態が不安定になっています。山陰や瀬戸内、近畿、九州など所々に発達した雨雲があり、山口県下松市では「ろうと雲」が目撃されました。

ろうと雲は発達した積乱雲の底から渦巻き状の雲が垂れ下がる現象で、地面や海面にまで達すると「竜巻」と呼ばれます。

大気の状態が不安定 急な雷雨や突風に注意

西日本の上空5500m付近には-24℃以下の寒気が流れ込んでいます。この影響で大気の状態が不安定になり、雨雲が発達しやすい状況です。局地的な激しい雨や落雷、竜巻など突風、ひょうなどのおそれがあります。特に昼頃までは雨雲が発達しやすい状況が続く見込みです。底の黒い雲に覆われてきたり、雷鳴が近づいてきたら注意をしてください。

明日にかけては、北日本から九州の日本海側でも寒気の影響で、局地的に雨雲の発達しやすい状況が続きます。短時間の強い雨や落雷、竜巻などの突風、ひょう・あられなどに引き続き注意が必要です。
>>最新の雨雲・雪雲レーダー

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
晴れ女さん