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紅葉 今週末おすすめ情報 関東でも日光・いろは坂などで見頃

2021/11/04 17:23 ウェザーニュース

今週末の紅葉見頃情報と天気をお伝えします。

11月に入り関東も日光・いろは坂や日光東照宮など北部を中心に紅葉が見頃となっています。

■今週末 紅葉が見頃になる名所は?■

2021年11月6日(土)〜7日(日)

・東北 週末の見頃
・関東 週末の見頃
・中部 週末の見頃
・近畿 週末の見頃
・中国、四国 週末の見頃

東北 週末の見頃

宮城県・鳴子峡 紅葉の様子(11月2日)
・ 鳴子峡(宮城県)
大谷川の清流沿いの中山平口から下流の鳴子峡口にわたる峡谷です。両岸は切り立った崖が迫り、奇岩怪石が次々と現れます。さらに白い飛瀑が加わり変化に富む峡谷美が楽しめます。現在見頃を迎え、来週末にかけて紅葉を楽しめる予想です。

・秋保温泉郷(宮城県)
温泉街周辺の山全域(コナラ・カエデなど)が見所です。温泉街を取り囲む山々の深紅や黄色の紅葉が素晴らしい景観となっています。現在見頃を迎え、11月中旬頃まで見頃が続きます。

・裏磐梯高原(福島県)
五色沼や桧原湖を代表とする湖沼群とそれらを彩る紅葉が美しい名所です。桧原湖上の遊覧船から眺める景色は一見の価値があります。現在見頃を迎え、来週末にかけて紅葉を楽しめる予想です。

・宮城蔵王(宮城県)
蔵王国定公園、中央蔵王を巡る蔵王エコーライン沿いには、不動滝や三階滝など断崖段丘、火口湖の「御釜」といった自然景観に富む名所が多くあります。山腹にはブナ、ミズナラ、ダケカンバなど落葉樹が密生し、エコーラインをドライブしながら美しい紅葉を見ることができます。現在見頃を迎え、11月末にかけて紅葉を楽しめます。

・最上峡(山形県)
最上川流域の中でも随一の景観を展開する最上峡。川沿いの国道47号線の紅葉を愛でながらのドライブはもちろん、山が川岸まで迫るダイナミックな姿を間近で実感できる最上川舟下りもおすすめ。山々が紅く染まり、水面に映える様はまさに絶景です。

東北 週末の天気

6日(土)は高気圧に覆われ日差しが届くところが多くなりますが、7日(日)は雲が広がります。

紅葉が見頃を迎えている標高の高い地域では、朝晩は冷え込みが強く昼間は肌寒い体感です。紅葉狩りに行く際は重ね着で防寒を行うと良さそうです。

関東 週末の見頃

栃木県・いろは坂 紅葉の様子(10月28日)
・いろは坂(栃木県)
曲がりくねった坂道を赤や黄色のカエデが鮮やかに彩ります。明智平からは第一いろは坂・第二いろは坂が一望でき、ロープウェイからの眺めはさらに圧巻。男体山・中禅寺湖・華厳ノ滝が色付いた木々に包まれます。紅葉シーズンは非常に混み合うので、時間に余裕を持ってお出かけ下さい。現在見頃となっており、11月中旬にかけて見頃のピークが続きます。

・日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺(栃木県)
世界遺産に登録された「日光の社寺」の登録資産は、日光山内にある建造物郡103棟とそれらの建造物郡及び周辺の自然環境が一体となって形成する文化的景観。現在見頃となっており、11月中旬にかけて見頃のピークが続きます。

・谷川岳(群馬県)
谷川岳山頂から始まる自然の錦絵、高原の爽やかさ、雲上からの錦絵のキャンバス、初冬の三段紅葉。澄み切った青空の中、360度の眺望をお楽しみください。現在見頃となっており、11月中旬にかけて見頃のピークが続きます。

関東 週末の天気

紅葉が見頃の北部では6日(土)は高気圧に覆われ日差しが届くところが多くなりますが、7日(日)は雲が広がります。

紅葉が見頃となる地点では、昼間も15℃に届かず肌寒い体感となります。朝晩との気温差や平地との気温差が大きくなるので、調節しやすい服装で紅葉狩りを楽しんでください。

中部 週末の見頃

岐阜県・奥飛騨温泉郷 紅葉の様子(10月31日)
・奥飛騨温泉郷(岐阜県)
標高差がある奥飛騨温泉郷では1ヶ月ほど紅葉を楽しめます。現在見頃を迎え、11月中旬まで紅葉を楽しめる予想です。

・雲場池(長野)
10月下旬〜11月上旬にかけて紅葉見頃のピークを迎えます。池の周囲がもみじで真っ赤に染まります。寒暖差が大きく紅葉の色も濃く鮮やかです。

・もみじ湖(みのわダム) (長野県)
10,000本の紅葉がもみじ湖沿いに広がり、青い空と湖面を見ながらドライブや散策を楽しめます。2020・2021じゃらんネットおすすめ紅葉スポットランキングで2年連続全国第1位に選ばれました。今週末が紅葉の見頃のピークとなります。

・河口湖畔(山梨県)
10月30日〜11月23日に「紅葉まつり」が開催されます。川の両脇に約60本の古木もみじがきれいに色付き、期間中は午後10時までライトアップされます。また河口湖の北岸を走る湖北ビューラインは紅葉と富士山、湖をセットで楽しめます。現在全体の2割が色付いており、今週末以降見頃を迎える予想です。

・紅葉台(山梨県)
目前に日本一の富士山。その裾から彼方にかけて広がる広大な青木ヶ原樹海。360度の大パノラマが広がり、富士山青木ヶ原樹海、南アルプスを一望できます。11月上旬には絵のように美しい紅葉に出会えるはずです。清涼な空気を一杯吸い込み、ゆっくりくつろぎながら紅葉を堪能して下さい。

・小諸城址懐古園(長野県)
園内のモミジ、サクラ、ケヤキ、イチョウ等が色づき、園内どこでも紅葉を楽しめます。特に藤村記念館横の「紅葉ヶ丘」の紅葉は見事です。10月23日(土)〜11月23日(火・祝)には紅葉まつりを開催します。

中部 週末の天気

6日(土)は高気圧に覆われ日差しが届くところが多くなりますが、7日(日)は西から進んでくる低気圧の影響で太平洋側ほど雲が広がります。北陸などは日差しが届く予想です。

紅葉が見頃を迎えている標高の高い地域では、朝晩は氷点下になるところもあり、昼間も寒い体感です。平地との気温差が大きくなるので、紅葉狩りに行く際は万全な防寒を準備するようにしてください。

近畿 週末の見頃

和歌山県・高野山 紅葉の様子(11月2日)
・高野山(和歌山県)
壇上伽藍の蛇腹路が一番の見どころで、奥之院や各宿坊寺院の境内で色づく紅葉は見ごたえがあります。10月中旬より高野龍神スカイライン護摩壇山周辺ではブナやミズナラなどが黄葉します。

・比叡山延暦寺(滋賀県)
比叡山延暦寺は古都京都の文化財のひとつとして世界遺産に登録されています。延暦寺の境内全域や比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイではモミジ約2,000本、サクラ約1,000本が色づきます。「比叡のもみじ」は10月30日(土)〜11月23日(火・祝)に開催されます。現在見頃を迎え、11月末にかけて紅葉を楽しめます。

・奈良公園(奈良県)
サクラ、イチョウ、モミジが順に色づきます。巨木、古木、若木それぞれの特徴を活かして景観を保っており、公園に生育する約1,100頭の鹿の群は樹木と共に自然環境の中で共存共栄しています。若草山や世界遺産に登録されたことで有名な春日山原始林を含む広大な園内で、一日ゆっくりと悠久の時を楽しんで下さい。現在見頃を迎え、12月初めにかけて紅葉を楽しめます。

近畿 週末の天気

6日(土)は高気圧に覆われ日差しが届くところが多くなります。7日(日)は西から進んでくる低気圧の影響で雲が広がり雨が降る予想です。特に太平洋側ほど強雨や雷雨の可能性があります。

6日(土)の朝晩は冷え込みが強まります。6日(土)、7日(日)ともに昼間の最高気温は15℃前後で、日差しが届けば過ごしやすい気温になります。紅葉が見頃を迎えている標高の高い地域は、平地との気温差が大きくなるので、紅葉狩りに行く際は万全な防寒が必須です。

中国、四国 週末の見頃

鳥取県・大山 紅葉の様子(10月31日)
・大山(鳥取県)
10月初旬より色づきはじめ、11月初旬にかけてピークを迎える大山の紅葉。山麓の森が朱やオレンジ、黄色に染まる紅葉は日本でも屈指の美しさを誇り、全国から多くの観光客が足を運びます。

・蒜山大山スカイライン(岡山県)
観光道路「蒜山大山スカイライン」では、ブナ、カエデ、モミジなどの紅葉が楽しめます。途中の「鬼女台(きめんだい)展望休憩所」ではススキの群生を見ることができ、大山、蒜山山麓の眺めも素晴らしいです。現在見頃を迎え、11月中旬にかけて紅葉を楽しめます。

・比婆山(広島県)
比婆山の紅葉は、10月初旬ブナの木々から始まります。その後、山頂からふもとにかけてカエデをはじめ色々な木々が少しずつ色づいていきます。10月中旬から11月上旬は、山全体で紅葉が見られます。比婆山を源とする渓流では11月中旬まで1ヶ月以上紅葉を楽しめます。

・石鎚山(愛媛県)
成就社〜ロープウェイ山頂駅付近(1300〜1400m)では10月下旬、ロープウェイ下谷駅付近では11月上旬にカエデ、ブナなどの紅葉が見頃になります。

・べふ峡(高知県)
切り立つ岩肌の白色と紅葉の赤が調和して色鮮やかな渓谷美を織りなします。整備された遊歩道での散策や、自然に囲まれた静かな山峡のべふ峡温泉を楽しめます。今週末は紅葉が見頃となる予想です。

中国・四国 週末の天気

<中国>
6日(土)は高気圧の影響で日差しが届くことがありますが、7日(日)は西から進んでくる低気圧の影響で雨が降る予想です。

朝晩は冷え込みが強く、昼間の最高気温は10℃前後で寒い体感となります。紅葉が見頃を迎えている標高の高い地域は、平地との気温差が大きくなります。紅葉狩りに行く際は万全な防寒が必須です。

<四国>
6日(土)は高気圧の影響で日差しが届くことがありますが、7日(日)は西から進んでくる低気圧の影響で雨が降る予想です。特に太平洋側ほど強雨や雷雨の可能性があります。

昼間はこの時期らしい体感ですが、朝晩は冷え込みます。紅葉が見頃を迎えている標高の高い山では、雨が降ると気温の数字より寒く感じそうなので、防寒を万全に行ってください。

参考資料など