facebook line twitter mail

北海道は明日にかけて大雨のおそれ 土砂災害や道路冠水に警戒

2021/11/02 16:34 ウェザーニュース

今日2日(火)は上空の寒気を伴った低気圧の影響で、北海道の道南を中心に大雨となりました。明日3日(水)にかけては強い雨の範囲が道東に移る見込みです。

渡島地方は記録的な雨に

今日は渡島半島を中心とした北海道道南で雨雲が発達し、木古内町で13時34分までの1時間には木古内町で136.5mmを観測しました。これは北海道で観測した1時間雨量としては過去最大です。

津軽海峡に面した地域を中心に大雨となり、16時までの24時間雨量は、木古内町で215.5mm、知内町で177.0mm、福島町・千軒で168.0mmに達しています。

活発な雨雲は動きが遅いため、渡島地方では今夜にかけて局地的な激しい雨に警戒が必要です。
» 最新の雨雪レーダー

明日は道東で雨の強まるおそれ

3日(水)朝の雨雲の予想
明日3日(水)は寒気を伴った気圧の谷が東進するため、今日に比べて東の地域で雨が強まる見込みです。特に東から湿った風が吹き込む道東の太平洋側で雨雲が発達しやすくなります。

今日のような猛烈な雨にこそならないものの、夜にかけて断続的に雨が降り続くため、総雨量が100mmを超えるような大雨となるおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに警戒をしてください。

また、気温の低い山沿いは雪に変わる所があり、標高1000mを超えるような峠道は明日朝にかけて雪が積もる可能性があります。車での移動を予定している場合は、状況により冬用タイヤや滑り止めが必要です。
» GPS検索 ピンポイント予報
» 27時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る