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北海道・木古内町で1時間136mmの雨 道内では観測史上最大

2021/11/02 13:43 ウェザーニュース

今日2日(火)は寒気を伴った低気圧の影響で、北海道の道南を中心に断続的に激しい雨が降っています。木古内町では1時間に136.0mmの猛烈な雨となり、北海道のアメダスで観測した雨量としては過去最大を記録しました。

大雨による災害に厳重な警戒を

上空に強い寒気を伴った低気圧が、北海道・渡島半島の西の海上をゆっくりと北上中です。低気圧の東側に分布する活発な雨雲は動きが小さく、同じような所に雨を降らせています。

函館市の西に位置し、津軽海峡に面した木古内町に設置されたアメダスでは13時30分までの1時間に136.0mmの猛烈な雨を観測しました。これは苫小牧市と登別市で観測した126.0mmを超え、道内で観測された1時間雨量としては過去最大の記録です。

木古内町には13時10分に土砂災害警戒情報が発表され、土砂災害の危険性が高まっています。北海道新幹線の運転の見合わせや、道路の通行止めなど交通機関にも影響が出てきました。

渡島地方を中心に今夜にかけて土砂災害や大規模な冠水、河川の増水、氾濫などのおそれがありますので、警戒をしてください。
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