日本海を進む低気圧は、上空5500m付近に－24℃以下の寒気を伴っています。南からは低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでおり、周辺は大気の状態が非常に不安定です。

北日本では昨夜から活発な雨雲がかかり始め、今日の午前中は北海道の道南が雨の中心になっています。朝に激しい雨が降った北海道福島町・千軒では10時までの12時間雨量が141.0mmに達し、11月として観測史上1位の記録を更新しました。
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午後にかけては活発な雨雲が道東方面にも拡大していきます。寒気を伴った低気圧は動きが遅く、北海道の各地では明日3日(水)にかけても大気の状態が不安定になります。

特に道東の太平洋側で雨量が多くなる予想です。今日の午後に一旦、雨のピークを迎えた後、今夜は小康状態となりますが、明日は朝から断続的に強雨が降る見込みです。100mmを超えるような大雨になるおそれがありますので、河川の増水や土砂災害などに警戒をしてください。
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