国内:茨城県南部でM4.5 関東の広範囲で震度3~4
28日(木)9時55分頃、茨城県南部を震源とするマグニチュード4.5、深さ45kmと推定される地震が発生しました。この地震で茨城県坂東市で最大震度4を観測、そのほか、茨城県水戸市や土浦市、栃木県栃木市、群馬県館林市、埼玉県さいたま市や越谷市、千葉県松戸市、習志野市、東京都新宿区や足立区など関東の広い範囲で震度3を観測しています。
茨城県南部を震源とする震度4以上の地震は、今回とほぼ同じ震源で今年の3月16日に発生したマグニチュード4.9以来です。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。
茨城県南部は関東でも地震が多く、特に深さ50km前後は地震の巣と呼べるほど多発する領域です。今回よりも少し規模が大きいマグニチュード5.5程度の地震も2016年や2014年、2013年とここ10年以内に3回発生し、最大震度はいずれも5弱を観測しました。
部屋の中の倒れやすいものや家具などの固定はしっかりと行い、いざ揺れた時に焦らないよう、普段からの備えが必要です。
茨城県南部を震源とする震度4以上の地震は、今回とほぼ同じ震源で今年の3月16日に発生したマグニチュード4.9以来です。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。
茨城県南部は関東でも地震が多く、特に深さ50km前後は地震の巣と呼べるほど多発する領域です。今回よりも少し規模が大きいマグニチュード5.5程度の地震も2016年や2014年、2013年とここ10年以内に3回発生し、最大震度はいずれも5弱を観測しました。
部屋の中の倒れやすいものや家具などの固定はしっかりと行い、いざ揺れた時に焦らないよう、普段からの備えが必要です。
世界:オホーツク海北部でM5.4の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きなものは26日(火)にサウスサンドウィッチ諸島近海で発生した地震と、30日(土)に南東インド洋海嶺付近で発生した地震のマグニチュード5.9です。
今回注目する地震は日本時間の27日(水)昼頃にロシア沿岸で発生した地震です。オホーツク海北部が震源でマグニチュードは5.4、深さは10kmと推定されています。地震の揺れは市街地がある所までほとんど到達せず、影響は出ていません。
オホーツク海は北米プレートと太平洋プレートの境界にあたる南部では地震がしばしば発生する一方で、北部では地震が少ない傾向にあります。今回のような震源が浅くマグニチュード5を超えるような地震は去年の9月以来です。
今回注目する地震は日本時間の27日(水)昼頃にロシア沿岸で発生した地震です。オホーツク海北部が震源でマグニチュードは5.4、深さは10kmと推定されています。地震の揺れは市街地がある所までほとんど到達せず、影響は出ていません。
オホーツク海は北米プレートと太平洋プレートの境界にあたる南部では地震がしばしば発生する一方で、北部では地震が少ない傾向にあります。今回のような震源が浅くマグニチュード5を超えるような地震は去年の9月以来です。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。