東方最大離角とは?
金星は地球の内側を公転する内惑星です。見かけ上では太陽から大きく離れないため、日の入り後の西の空(宵の明星)か、日の出前の東の空(明けの明星)にしか現れず、真夜中に見えることはありません。
今回は太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」となります。一般的には東方最大離角の前後は金星の高度が高く、日の入り後の高度が40度を超えることもありますが、今回は最も高い時で24度ほどです。
秋に東方最大離角を迎えた場合、それほど高度は高くなりません。それでも金星の明るさはマイナス4.4等と、存在感を放って輝きますので、明るい金星を探して南西の低空に目を向けてみてください。
▼沈む時間(東京)
金星 30日19:18頃
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今回は太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」となります。一般的には東方最大離角の前後は金星の高度が高く、日の入り後の高度が40度を超えることもありますが、今回は最も高い時で24度ほどです。
秋に東方最大離角を迎えた場合、それほど高度は高くなりません。それでも金星の明るさはマイナス4.4等と、存在感を放って輝きますので、明るい金星を探して南西の低空に目を向けてみてください。
▼沈む時間(東京)
金星 30日19:18頃
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気になる天気は?
今日の日の入り後は、北海道から関東までと関西中心に晴れて、金星を見られるところが多くなる見込みです。
一方、中四国や九州、東海地方では雲が広がり、西から雨が降っているところもあるため天体観測が難しい見通しです。
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一方、中四国や九州、東海地方では雲が広がり、西から雨が降っているところもあるため天体観測が難しい見通しです。
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参考資料など
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/