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西日本、東日本は着実に秋が深まる 北日本は冬の訪れが遅れ気味か

2021/10/28 15:24 ウェザーニュース

今日28日(木)、気象庁は10月30日から11月29日までの1か月予報を発表しました。

最新の予想では西日本の高温傾向が解消され、この先は平年並みの気温となる見込みです。秋は着実に深まっていくとみられます。北日本は寒気がやや流れ込みにくく、冬の訪れは少し遅れるかもしれません。

西ほど平年に近い気温

この先1か月の気温予想
この期間は大陸の寒気が西回りで入りやすく、西ほど平年に近い気温となります。西日本は11月に入ると平年並みに戻り、東日本も11月中旬以降は平年並みとなる見込みです。

1か月の平均気温は西日本が平年並み、東日本が平年並みか高め、北日本が平年より高めの予想になっています。西日本、東日本は比較的順調に秋が深まっていくのに対し、北日本は冬の訪れが少し遅くなる可能性があります。

北日本は日本海側で降水量が少なめに

この先1か月の降水量予想
冬型となる日が少なく気圧の谷が通過しやすいため、北日本の降水量は日本海側で平年並みか少なくなる一方、太平洋側で平年並みか多くなる見込みです。関東甲信なども気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多いものの、雨の量がまとまらず降水量は平年並みの予想です。

西日本は天気が秋らしい周期変化です。降水量は平年並みで、秋晴れも期待することができます。
>>詳細 この先3か月間の天気傾向