台風はこのあとも海面水温が高い領域を進むため、発達を続けながら明日28日(木)から明後日29日(金)にかけて小笠原諸島へ接近・通過する予想です。

気象庁の予報では、この台風は29日(金)3時には小笠原諸島の父島の北東約240kmの海上にあって、中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sの強い台風に発達していると予想されています。

小笠原諸島では暴風や猛烈なしけとなるおそれがあり、大雨にも警戒が必要です。買い出しや飛ばされやすいものの片づけ、停電への備えなど、早めに台風への対策をすすめるようにしてください。また、今後の台風情報や自治体から発表される避難情報などに十分注意してください。

小笠原諸島付近を通過した後は、速度上げて北東方向に進み、30日(土)3時までには温帯低気圧に変わる予想です。
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台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風20号の名前「マーロウ（Malou）」はマカオが提案した名称で、「めのう（瑪瑙）」を意味する言葉からとられています。
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