昨日からの西高東低の冬型の気圧配置が緩み、今日は高気圧に覆われて西日本や東日本を中心に穏やかな秋晴れとなっています。

晴れることに加えて強い北よりの風が収まり、今朝は地上の熱が上空に逃げていく放射冷却現象が強まりました。

大阪は6時9分に最低気温9.7℃を観測。東京都心でも5時21分に最低気温7.9℃を観測し、2日連続の10℃以下となりました。各地で今季一番の冷え込みとなっています。
＜今朝の最低気温　24日(日)7時まで＞
　東京　　　7.9℃
　横浜　　　9.3℃
　千葉　　　9.6℃
　名古屋　 10.4℃
　大阪　　　9.7℃

この冷え込みによって宇都宮や甲府では、気象台から初霜と初氷の観測が発表されました。

▼初霜観測
宇都宮：平年より14日早く、昨季より12日早い観測
甲府：平年より15日早く、昨季より8日早い観測

▼初氷観測
宇都宮：平年より21日早く、昨季より18日早い観測
甲府：平年より20日早く、昨季より12日早い観測

宇都宮は今朝の最低気温は4.6℃、甲府では4.1℃まで下がり今季の最低気温を更新しました。

このあと、昼間にかけて穏やかな秋晴れとなり気温が上がります。西日本では20℃を超える所が多くなる予想です。

昨日に比べて冷たい北風が弱まるため、同じくらいの気温でも体感温度は少し高くなりそうです。

内陸部を中心に朝と昼間の気温差が非常に大きくなるため、服装選びなどに注意してください。
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