西方最大離角とは?
最大離角とは、地球よりも内側を公転する内惑星(水星や金星)が、地球から見て最も太陽から離れる角度に位置することをいいます。
地球から見て内惑星が太陽のもっとも東にあるときを東方最大離角、また反対に最も西にあるときを西方最大離角といいます。
地球から見て内惑星が太陽のもっとも東にあるときを東方最大離角、また反対に最も西にあるときを西方最大離角といいます。
観測は日の出前の東の方角を
内惑星は地球から見ると常に太陽に近い方向に見えることになります。そのため、日の入り後の西の低空か、日の出前の東の低空にしか現れず、観測しづらい惑星です。
今回は太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」を迎えるため、見かけ上いつもよりは空の高い位置に昇ります。31日(日)にかけて、東京では日の出30分前の水星の高度は10度を超える予想で、普段観測しづらい水星を見るチャンスです。
残念ながら、水星の近くに目安になる天体がないため、方角と高度から探してみてください。
双眼鏡を使うと見やすくなりますが、水星を追って太陽が段々と昇ってきます。太陽を直接見るのは危険なため、日の出前に観測を終えるようにしましょう。
▼昇る時間(東京)
水星 25日04:26頃
太陽 25日05:55頃
» 月の時間・日の出時刻がわかる
今回は太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」を迎えるため、見かけ上いつもよりは空の高い位置に昇ります。31日(日)にかけて、東京では日の出30分前の水星の高度は10度を超える予想で、普段観測しづらい水星を見るチャンスです。
残念ながら、水星の近くに目安になる天体がないため、方角と高度から探してみてください。
双眼鏡を使うと見やすくなりますが、水星を追って太陽が段々と昇ってきます。太陽を直接見るのは危険なため、日の出前に観測を終えるようにしましょう。
▼昇る時間(東京)
水星 25日04:26頃
太陽 25日05:55頃
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気になる天気は?
明日25日(月)未明から明け方は、北海道から関東北部までと中国エリアでは晴れて、星空を見られるところが多くなる見込みです。
一方、低気圧の影響を受ける西、東日本の太平洋側では厚く雲が広がり、天体観測が難しい見通しです。
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一方、低気圧の影響を受ける西、東日本の太平洋側では厚く雲が広がり、天体観測が難しい見通しです。
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参考資料など
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/