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九州の空に波状雲が出現 秋らしい空に

2021/10/23 14:09 ウェザーニュース

昼前から九州の北部を中心に波打つような雲が空に広がってきました。これは波状雲と呼ばれる雲で、大気の波によって空気が上下に動くことで発生します。

九州は大陸から張り出す高気圧の南の縁になっているため、上空に少し湿った空気が流れ込んで、雲が発生したとみられます。

波状雲とは?

佐賀県佐賀市の様子
雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時、上空の空気の動きに合わせ、持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。そのため、波打つような形の雲になるのです。

温暖前線や低気圧が接近中の時は、低気圧などが近づくにつれて波状雲の現れる高度が低くなるため、地上から見ると一つ一つが太くなっていくような変化が現れます。今回は天気の崩れを示唆する波状雲ではないと考えられますが、今後の空の変化に注目してください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
moon*さん
くれなりさん