北海道は冬型の気圧配置になっていることに加え、上空の気圧の谷が接近中です。各地で雲が発達し、日本海側だけでなくオホーツク海側や太平洋側を含めた広い範囲で雨や雪が降っています。

本降りの雨の所が多く、9時までの1時間には北海道増毛町で6.5mm、北見市・常呂で6.0mmの雨量を観測しました。また、標高の高い山沿いでは雪に変わっているため、峠道を走行する際は冬用タイヤや滑り止めが必要です。

沿岸部では風も強く、平均で10m/s以上の風の吹いています。雨がそれほど強くなくても、吹き付けてくるような横殴りの雨になりますので、外出の際は大きめの丈夫な傘やレインコートをご用意ください。

北海道の雨の降りやすい状況は一日を通して続く見込みです。
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九州では西から近づく前線の影響で朝から雲が広がり、弱い雨が降り出しています。

昨日20日(水)に噴火をした阿蘇山周辺でも夕方にかけて雨の降りやすい状態が続く見込みです。雨自体は弱いものの、火山灰が積もっている道路が濡れることで、非常に滑りやすくなります。普段の雨天時以上に速度を控えめにし、安全運転を心がけてください。
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また、前線に近い沖縄では午後になると雨が強まり、雷を伴うことがありますので、注意が必要です。
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