噴煙は上空3,500mまで上昇
今回の噴火で、噴煙は上空3,500mまで上昇し、火砕流は火口から1.3kmに達しました。
ウェザーニューズが独自に設置している気象レーダー(WITHレーダー)による観測でも、阿蘇山方面で噴煙とみられるエコーが火口上3,500m程度まで上がった様子が観測されていました。
ウェザーニューズが独自に設置している気象レーダー(WITHレーダー)による観測でも、阿蘇山方面で噴煙とみられるエコーが火口上3,500m程度まで上がった様子が観測されていました。
「入山規制」レベル3は5年ぶり
気象庁は、火口から2km四方では大きな噴石のおそれがあるとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
レベル3が発表されるのは2016年10月8日以来5年ぶりのことで、その際はレベル3が12月20日まで継続しました。
気象庁は今回の噴火は「中規模」であるものの、今後も火山活動が活発な状態が続く可能性があるとして、噴石や火山ガスの危険がある火口の付近など危険な場所には近づかないように注意を呼び掛けています。
今後の噴火を予知することは困難であるものの、今後1〜2週間程度はレベル3が継続する見込みだということです。
レベル3が発表されるのは2016年10月8日以来5年ぶりのことで、その際はレベル3が12月20日まで継続しました。
気象庁は今回の噴火は「中規模」であるものの、今後も火山活動が活発な状態が続く可能性があるとして、噴石や火山ガスの危険がある火口の付近など危険な場所には近づかないように注意を呼び掛けています。
今後の噴火を予知することは困難であるものの、今後1〜2週間程度はレベル3が継続する見込みだということです。
火山灰は南東方向へ マスクの着用を
現在、熊本県の上空2,000〜3,000m付近では北西風が吹いていて、噴煙は南東方向に流れています。
ウェザーニュースアプリの利用者に対して行ったアンケートを見ても火口の南東方向に降灰の影響が出ている分布が分かります。
火山灰を吸い込むと呼吸器に支障をきたすおそれがあるため、外出をする場合はマスクを着用してください。
また、火山灰が目に入ると目の結膜を傷つけるので、目がゴロゴロしたらこすらず水で洗い流してください。コンタクトレンズの方は眼鏡に変えることをお勧めします。
» 火山灰から身を守るには
ウェザーニュースアプリの利用者に対して行ったアンケートを見ても火口の南東方向に降灰の影響が出ている分布が分かります。
火山灰を吸い込むと呼吸器に支障をきたすおそれがあるため、外出をする場合はマスクを着用してください。
また、火山灰が目に入ると目の結膜を傷つけるので、目がゴロゴロしたらこすらず水で洗い流してください。コンタクトレンズの方は眼鏡に変えることをお勧めします。
» 火山灰から身を守るには
明日は雨の可能性 早めに火山灰の掃除を
明日21日(木)は九州付近を前線が通過、九州南部を中心に雨が降り、火口付近でもにわか雨の可能性があります。
火山灰が雨水を含むと、側溝などにこびりついて排水できずに溢れて泥流が発生する原因になりますので、降灰が収まったら早めに掃除をしておくと良さそうです。
掃除の際は火山灰が舞い上がるおそれがあるため、必ずマスクを着用するようにしてください。
» ピンポイント天気予報
火山灰が雨水を含むと、側溝などにこびりついて排水できずに溢れて泥流が発生する原因になりますので、降灰が収まったら早めに掃除をしておくと良さそうです。
掃除の際は火山灰が舞い上がるおそれがあるため、必ずマスクを着用するようにしてください。
» ピンポイント天気予報
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
熊本県阿蘇市の空さん
熊本県阿蘇市の空さん