強い寒気を伴った低気圧が通過
明日19日(火)から明後日20日(水)にかけて北日本を通過する低気圧は強い寒気を伴っています。上空5500m付近で-21℃以下の、12月上旬並みの寒気が関東北部から中国地方まで南下する見込みです。
大気の状態が非常に不安定になり、低気圧の周辺では雨雲が発達しやすくなります。北日本や北陸、山陰を中心に雷を伴った強い雨や雹の降る所があり、落雷などに注意が必要です。
大気の状態が非常に不安定になり、低気圧の周辺では雨雲が発達しやすくなります。北日本や北陸、山陰を中心に雷を伴った強い雨や雹の降る所があり、落雷などに注意が必要です。
日本海側は暴風のおそれ
大陸から高気圧が張り出すことで等圧線の間隔が非常に狭くなり、日本海側では強い風が吹き荒れます。
東北や北陸にかけての日本海側では沿岸部を中心に瞬間的に30m/sを上回るような暴風となるおそれがあります。また、そのほかの各地でも局地的には20~25m/sの強い風が予想され、電車の運行に遅れが生じるなど、交通機関への影響や飛来物による影響などが懸念されます。
風のピーク時間帯はできるだけ移動を避け、やむを得ず移動をする場合も時間に余裕をもち、最新の気象情報や運行情報をこまめに確認するようにしてください。
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東北や北陸にかけての日本海側では沿岸部を中心に瞬間的に30m/sを上回るような暴風となるおそれがあります。また、そのほかの各地でも局地的には20~25m/sの強い風が予想され、電車の運行に遅れが生じるなど、交通機関への影響や飛来物による影響などが懸念されます。
風のピーク時間帯はできるだけ移動を避け、やむを得ず移動をする場合も時間に余裕をもち、最新の気象情報や運行情報をこまめに確認するようにしてください。
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東京地方は木枯らし1号の可能性
関東でも明後日の午後は風が強まる予想です。東京都心では夕方から夜にかけて西北西の風7m/s前後が予想されており、少し強まって8m/sに達すると木枯らし1号となります。10月中旬に木枯らし1号が発表されれば、2000年の10月18日以来21年ぶりの早さです。
なお、東京地方における「木枯らし1号」は、以下の4点を目安に気象庁が総合的に判断をして発表を行います。
1:期間は10月半ば~11月末までの間
2:気圧配置が西高東低の冬型となって季節風が吹くこと
3:東京における風向が西北西から北
4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
明後日20日(水)は1~3の条件を満たしているため、風速の条件をクリアすれば発表の可能性が高いとみられます。木枯らし1号の発表がなかったとしても、冷たい風で体感温度はぐっと下がる見込みです。
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なお、東京地方における「木枯らし1号」は、以下の4点を目安に気象庁が総合的に判断をして発表を行います。
1:期間は10月半ば~11月末までの間
2:気圧配置が西高東低の冬型となって季節風が吹くこと
3:東京における風向が西北西から北
4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
明後日20日(水)は1~3の条件を満たしているため、風速の条件をクリアすれば発表の可能性が高いとみられます。木枯らし1号の発表がなかったとしても、冷たい風で体感温度はぐっと下がる見込みです。
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