ひまわり8号の衛星画像を見ると、日本海や黄海には冬に多く見られる、寒気に伴う筋状の雲が出現している様子がわかります。上空の寒気はまだ真冬ほど強くないものの、日本海の海面水温が平年より2℃前後高く温度差が大きいため、北よりの季節風の影響と合わさり、真冬と同じような雲列が発生しているとみられます。

温度差が大きいとそれだけ雲は発達しやすく、一時的に雨や雪が強まったり、あられの降ることもあります。あられが強く降ると気温が高くても道路に積もって滑りやすくなるため、油断が出来ません。今後の天気変化に注意が必要です。
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